女優や木版画家など、マルチな活躍をする歌手ジュディ・オング(68)が22日、約6年ぶりの新曲「ほほえみをありがとう」の発表会を都内で行った。

 家族や友人、仕事関係者など、いつも側にいてくれる人への感謝の思いや、夢を持ち続けることの大切さをテーマにした曲だ。

 歌唱前には「胸がドキドキする」と緊張ぎみだったが、軽快なポップス調の曲を手話を交えて笑顔で歌唱した。「曲作りにも関わって、この曲は自分の子どものように思っています。夢を持ち続ければ100歳まで生きられる。ぜひ老若男女みんなに歌って欲しい」とアピールした。

 80年に出場して以来の、3度目になるNHK紅白歌合戦出場への意欲満々だ。「お久しぶりにお呼びがかかったらうれしい」。

 年齢を感じさせない若々しさのコツを聞かれると「笑うこと!」と即答。失敗をしてもクヨクヨと後悔をしないで、忘れるようにしているという。

 この日、左手の薬指に指輪をはめていた。恋人からのプレゼントからか質問をされたが「自分で買ったエメラルド。今は気になる男性はいません。家にはワンちゃんが2匹いますけど」と説明した。