日本のラーメンとシンガポールの国民食バクテー(肉骨茶)を巡り家族ドラマが展開する映画「ラーメン・テー」のシンガポール公開を前に、共演した斎藤工(36)と松田聖子(56)が22日、シンガポールで記者会見し、同国での撮影の思い出を語った。

 映画を機に多くのシンガポール料理のレシピを学んだという斎藤は「シンガポールにたくさんの“家族”ができた」と語った。聖子は「とても美しい脚本。シンガポールでもっと仕事がしたい」と笑顔を見せた。

 映画は、群馬県高崎市のラーメン店で働く男性が、幼いころ他界したシンガポール人の母の日記を見つけ、家族のルーツを探すために同国を訪れる物語だ。

 シンガポール、日本、フランスの合作映画。シンガポールでは29日から、日本では来年上映される予定。(共同)