福山雅治(49)が、日本テレビからドラマ主題歌と企画プロデュースのオファーを受け、12月オンエア目標のドラマ制作プロジェクトを立ち上げることが26日、分かった。

 福山が、開局65年を迎えた日本テレビと、新しいドラマ制作にチャレンジする。福山は、同系で4月11日にスタートする連続ドラマ「正義のセ」(水曜午後10時、初回10分拡大)の主題歌「失敗学」、アニメ映画「名探偵コナン ゼロの執行人」(立川譲監督、4月13日公開)の主題歌「零-ZERO-」と楽曲を次々と発表している。アーティスト、俳優、写真家…とさまざまなクリエイターの顔を持つ福山に、日本テレビが“主題歌から生まれるドラマ制作”を提案。それを受けて、福山は「前から一緒にものづくりをやってみたかった」という、バカリズム(42)をプロジェクトメンバーに誘い、ドラマ脚本はバカリズムが担当することが決定。バカリズムは同系の16年「黒い十人の女」、17年「住住」で脚本や原案を担当するなど昨今、脚本家としても進境著しい。そんな日本テレビ、福山、バカリズムが組んだドラマプロジェクトが26日夜から始動する。

 さらに、12月のドラマ完成までの制作過程を追う、謎の不定期特番「ご参考までに。」もスタートする。4月2日午後11時59分から深夜0時54分まで放送される初回は、ドラマのテーマや題材を決める“ご参考に”福山とバカリズムが“ドラマのような人生を送る波瀾(はらん)万丈人々”の密着取材映像を見る。そして、スタジオに集まった100人のドラマ好き女性の声も“ご参考に”トークを展開し、実際にドラマ化できそうかジャッジする。

 スタジオトークは「ベタな恋愛ドラマに、もの申す!」、「ぶっちゃけ、不倫ドラマ見る?」、「次回を見る、見ない、のポイントは?」など、リアルな視聴者の生の声が飛び交い、その白熱ぶりに福山もバカリズムも圧倒される。ドラマに出る人、作る人、見る人が一堂に会する、今までにない、ちょっとディープな“ドラマトークバラエティー番組”となる。