演歌歌手坂本冬美(51)が14日、故郷の和歌山・上富田町で、新曲「ただいま故郷」(発売未定)の歌碑除幕式を行った。町制施行60周年記念事業の一環として同曲を制作し坂本が歌唱。歌碑の隣には揮毫(きごう)した「夢」の文字を刻んだ石碑もある。

 「19歳の時に、リュック1つでジーパンをはいて、この町を出ました。歌手になって32年。これまで、悩んだり疲れた時には温かく私を励ましてくれました」と故郷に感謝。「これから生まれてくる子どもたちに『坂本冬美ってだれ?』と言われないように、上富田町の代表として頑張ります」と誓った。

 歌詞には「なつかしい駅に 降り立てば 春が手招き してくれる 初恋 思い出 友の顔」とある。「この曲を歌うと学生時代を思い出します。初恋の人と初めてのデートをしたことなど…。相手? 昔はイケメンだったけど、今は見る影もないのよ」と笑わせた。

 最後にファンにメッセージを求めると「全国の人にこの曲を届けたい。嫁にも行かず、これからも歌い続けますよ」。ユニークな“冬美節”でさらなる飛躍を誓った。除幕式の後にはライブを実施し、自慢ののどを故郷に響かせた。【松本久】