歌手小林幸子(64)俳優三宅裕司(66)が17日、都内で、熱海五郎一座 新橋演舞場シリーズ5周年記念東京喜劇「船上のカナリアは陽気な不協和音」音楽リハーサルを行った。

 小林の熱海五郎一座ゲスト出演は9年振り2度目で、2度目は小林が初となる。また、同舞台では三宅率いるビッグバンドをバックに小林がジャズを歌うが、舞台で本格的なビッグバンドでジャズを歌うのも初めてとなる。この日ジャズ風にアレンジした「もしかして」を歌った小林は「すばらしいバンドです。もう、ザ・ビックバンドです」と興奮気味だった。三宅は「趣味と仕事が一緒になっているので楽しいですよ!」と笑った。

 小林を起用した理由を三宅は「プロのジャズ歌手にお願いしてもおもしろくない。誰もが知っていて、演歌だけどジャズもしっかり歌えるということでお願いした」。オファーを受けた小林は、「台本を読んで最初から大爆笑。途中で(台本を)閉じて笑って、最後まで大爆笑でした。めちゃくちゃ笑わせてくれてありがとうございかした」と話した。

 舞台にビッグバンドを起用したことは「ビッグバンドはあまり聴く機会がないからその機会をつくりたいとプロのミュージシャンたちにお願いしたら、みんなが集まってくれた」と三宅は強いこだわりをうかがわせた。

 「あそこはふれても大丈夫でしたか」と三宅が振ると「大丈夫ですよ」と小林。何の件が分からない取材陣に妙な空気が流れると小林は「なんか、変な空気になってますけど」いい、「作家と触れていいのか分からないまま本を作ったけど、触れていいと言っていただけたので。紅白のことです」と明かしつつ笑った。

 「喜劇は全てのお芝居を分かっていないとできない。そういう意味で今回の舞台は三宅裕司の集大成だと思います」と小林がアピールすると、三宅は「終わっちゃうじゃないですか!」と突っ込んで取材陣を笑わせた。