ピコ太郎が22日、さいたま市の商業施設「コクーンシティ」で、DVD「PPAPPT in 日本武道館」発売記念フリーライブを行った。

 昨年3月に日本武道館で行った単独ライブを収録したDVDの発売を記念したフリーライブで、会場には親子連れを中心に約3000人があふれた。国内での発売イベントなどのフリーライブも1年5カ月ぶりとあって「日本の子どもたちにずっと会いたかった~」と笑顔を振りまいた。

 ライブでは、新曲「Vegetable(ベジタボー)」を初披露したほか、「PPAP(ペンパイナッポーアッポーペン)」を子どもたちとステージで披露。多くの子どもたちに囲まれ、“かん腸”のいたずら攻撃を受け「子どもだから指が細くて奥まで入った。人間ドックかと思った」と苦笑いも「みんなが名前を呼んでくれて、交流できてうれしかった」。

 プロデュースする古坂大魔王(44)は、6月に第1子が誕生予定。女の子の予定だといい「ご祝儀? 僕は月25万円でやっているので…」と冗談を飛ばしつつ「PPAPを一緒に踊る? それは楽しみだし、何なら受け継いでもいい」と話した。

 海外での人気も高く、外務省の「SDGs推進大使」も務めており、この日は集まった取材陣に名刺も配った。今後もベトナムやウズベキスタン、英国、スペインなどからイベントなどの出演依頼が続いているといい「マイルをためないと。中東も行ってみたかったので楽しみ」と夢をふくらませていた。