TOKIO山口達也(46)が26日、都内で会見を開き、今年2月に都内の自宅マンションで、女子高生に無理やりキスをするなどしたとして、警視庁から強制わいせつ容疑で書類送検された件を謝罪した。

 山口は、16年8月に離婚した前妻との間に生まれた2人の子どもには、今回の件について「まだ話していない」と語った。主な一問一答は以下の通り。

 -そこまでになるまで酒をコントロールできなかったのはなぜ?

 山口 自分の甘さですね。

 -以前からむちゃした飲み方をしていた?

 山口 ここ数年はないですけれど。若い頃は、やっぱり、そういう時代もありますし、先輩に飲みに連れて行っていただいたり、ありましたけど。

 -入院した時は飲まず、退院した時に飲んだ?

 山口 退院した日に飲んだということで。

 -酔っぱらって細かい記憶はない?

 山口 そうですね。

 -(女子高生と飲んだ)30分~1時間の間が、スッポリ記憶が抜けている?

 山口 それも、捜査段階なのでコメントは…。

 -女子高生に何か強要したことは?

 山口 それも申し上げられないですね。

 -アルコール依存の治療を受けた入院?

 山口 肝臓の数値が高かったので、薬を飲みました。家に帰って、ちょっと飲んでしまうことを避けるため、バランスを取れた食事を取るために入院しました。

 -国分太一が司会を務めるTBS系「ビビット」の中で酒で問題を抱えていると語ったが、そういうことはあるか? 通院についても語っていたが

 山口 まぁ…飲みすぎというのは昔から言われていました。肝臓を休ませるための入院です。

 -TOKIOメンバーと直接、話をした?

 山口 まだ、ないです。昨日の仕事が終わったのが午後6時半くらいだったと思いますが、マネジャーに話を伺い、そこから今日、会見をやるかどうか話し合いをしまして。メンバーからメールが来ているかどうか…実は、とても、とてもそういう心境になれず、携帯を開いておりませんし、テレビをつけることはありませんし、新聞も雑誌も一切、読んでおりません。

 -無期限の活動停止…今後は、どう動く?

 山口 謹慎が明けるというところまで考えは、いっておりません。それは私がする話ではなくて、被害者の女性、ご両親、ご家族の心が穏やかになって、以前のような生活に戻ることが出来るまで毎日、反省する時間を過ごしたいと思います。

 -未成年との共演も多い。女子高生とはどんな存在?

 山口 そういう目で女子高生は…はい。

 -被害女性の友人も未成年で面識はある? 2人とも女子高生? 何歳?

 山口 そうです(面識はある)。はい。報告を受けてから知ったんですが、未成年ということだけしか把握していません。

 -番組の共演者は?

 山口 捜査中なので…。

 -被害者の母が自宅に迎えに来た記憶はある? 「助けて」という趣旨の電話を女子高生がしたという情報もある

 山口 それも、ちょっと捜査中ですので。私から話すことは出来ません。

 -どうして今回のことを招いたと考える?

 山口 やはり退院できた日に飲んでしまったのは自分の甘さだと思います。

 -「このまま、何もなかったから帰って下さい」という内容の言葉を女性に欠けた記憶は

 山口 そこも、ちょっと…。

 -自分の甘さはどこからきている

 山口 いやぁ、それは…自分が持っている性格だと思うんで。やっぱり、反省はもちろん、しますけども、前向きに生きていかなければいけない仕事。

 -(離婚して)1人暮らしの寂しさが酒で癒やされる?

 山口 それは、ありません。

 -今後、酒は?

 山口 相談して今回、警察にお世話になって、1番大事なのは、1番大事なのは被害者の方とそのご友人に、こういう、ふらちなことを起こしてしまったこと。相談して…今回、警察のお世話になった。被害を受けた方とご友人がいて、これだけ大きなことを犯してしまった。今は絶対飲まない。これからどうしていくか考えたい。先のことは考えられませんが、今は飲まないと決めています。

 -子どもには、どう説明する?

 山口 まだ話していないです。しゃべっていないので。

 -未成年を家に上げたのは初めて?

 山口 はい。

 -つい昨日まで、朝に生放送に出て、夜まで仕事していた。どういう気持ちで仕事をしていた?

 山口 視聴者の方とか関係者の方に申し訳ない気持ちで毎日、過ごして参りましたが…やはり、私もプロとして仕事をやらせていただいていますので、おかしい行動、発言は視聴者、ファンの方に失礼に当たると思い、反省しながら仕事は今まで通り、やると決めてやって参りました。

 -仕事中には不祥事のことを考えなかったか?

 山口 考えていると集中できないので、終わってからとか、家に帰ってから反省する日々でした。仕事はやっぱり、やらなくてはいけないので一生懸命やっていました。

 -国分太一はTBS系「ビビット」で涙ながらに「悔しい、連帯責任」と繰り返し、放送前後にスタッフ1人、1人に涙を流し頭を下げていた

 山口 もちろん、先ほども述べたとおり、5人がいてTOKIO。彼が毎日、生放送をやっていて、彼がどういう気持ちで私のことを説明するのか、少ない情報で彼なりに私のことを解釈して…直接、話は出来ていませんが、申し訳なかったということと、私の代わりに、先に世の中の人に伝えてくれて、ありがとうという、感謝の気持ちでいっぱいです。

 -さわやかな印象だっただけにファンはショックを受けている

 山口 先ほども言いましたけども、本当に、本当に申し訳ない。支えてくれる人がいるかも知れないし、いろいろな感情で私のことを見ていると思いますけれども、これからどうしていくというのは、私にはできようがないんですけれど。

 -離婚会見でも酒のことを言及していたが酒に酔ってやったことを覚えていなかったことはあった?

 山口 前はあったと思います。寝てしまうとか…それくらいのことはあったと思います。

 山口は「皆さん、心配をかけてしまいました。どういう処分が出るか分かりませんけど、処分が出たら、また皆さんに、どのような形になるか分かりませんが、ご報告いたしたい。被害者のご家族の言葉に、すごく救われました」と涙を流し、会場を後にした。