男女ロックユニットGLIM SPANKY(グリム・スパンキー)が12日、東京・日本武道館での初ライブを開催した。

 松尾レミ(26)と亀本寛貴(27)は、初の武道館を「うれしい」とし、松尾は「高校1年からやって来ました。まだまだ、これがスタートだと思う」としみじみ。

 また、コンサートでは「ロックが好きなお友達が集まったからロックを楽しむ夜にしようよ」と、約8000人のファンに呼び掛け、ニューシングル「All Of Us」や「怒りをくれよ」など25曲を披露した。

 GLIM SPANKYは長野県出身の松尾が、高1の07年に文化祭で披露するためバンドを始め、1年上の亀本寛貴がギターとして加入。09年夏に10代のロックフェス「閃光ライオット」に参加しファイナリスト14組に残る。60~70年代のロックとブルースをベースに現代的に作り上げた音楽と、松尾のハスキーボイスで頭角を現し、14年6月にミニアルバム「焦燥」でメジャーデビューした。