大泉洋(45)真木よう子(35)が13日、東京・赤城神社で、映画「焼肉ドラゴン」(鄭義信監督、22日公開)の大ヒット祈願イベントに出席した。

 同作は日本演劇賞を総なめした同名舞台の映画化。舞台で脚本を担当した鄭氏が自らメガホンを取った、初監督作だ。高度経済成長期の片隅で描かれる、小さな家族の絆を描いている。

 映画の内容にちなんで各家庭の家訓について聞かれた大泉は、「うちに家訓はない」と苦笑。「絞り出すなら、おやじがよく言っていた『食べられるか、食べられないかは、食べてから判断しろ』です。私はそれを実践しています」と明かした。「賞味期限とか、そういうものに踊らされるなというのが、父からの教えです」と語り、笑いを誘った。

 真木は「真木家は、基本的なあいさつを元気よくしようと言ってます」と話した。「『いってきます』『ただいま』『おやすみなさい』とか、家族のあいさつは気持ちよくを心がけています。娘にも、そう教えています」と話した。

 大泉は「この作品はすばらしい作品ですが、タイトルだけが良くない」と笑い、「舞台は公開されるなり人気になって、チケットが取れず、私も九州にまで見に行った作品です。その映画化ということで、ぜひこの機会に劇場に足を運んでください」とアピールした。

 この日、大谷亮平(37)鄭監督も出席した。