女優永野芽郁(18)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「半分、青い。」(午前8時)14日放送第64話の平均視聴率が20・0%(関東地区)だったことが15日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高視聴率は6月6日放送第57話で鈴愛が正人に突き飛ばされ失恋した回の21・9%だった。

 同ドラマは、岐阜県や東京が舞台で子供の頃に左耳を失聴した鈴愛(すずめ)が、家族や、同じ日に同じ病院で生まれた幼なじみたちに支えられながら成長する姿を描く。鈴愛は少しうっかりしているところもあるが、バイタリティーにあふれ、失敗を恐れない性格で、高度経済成長期を背景に一大発明を成し遂げる。脚本家北川悦吏子さんのオリジナル作品。主題歌は初の楽曲提供を行った星野源が歌う。

 あらすじは、裕子(清野菜名)が秋風の3人のアシスタントの中で、最も早くデビューが決まる。裕子には担当編集者がつく。さらに、ファンレターも届いた。秋風も応援する。

 鈴愛(永野芽郁)も裕子のデビューを喜ぶ。鈴愛は、友達として支えてくれた裕子に感謝の気持ちも伝える。だが、アシスタントのボクテ(志尊淳)の表情は浮かない。裕子に先を越され、複雑な思いだった。そして、他社の編集者と“密会”する。