落語家桂歌丸さんが2日、慢性閉塞性肺疾患のため81歳で死去したことを受け、歌丸さんが16年まで50年間、出演した日本テレビ系「笑点」の制作スタッフが報道各社に追悼コメントを寄せた。

 福田一寛プロデューサーは「桂歌丸師匠には、放送開始から50年以上にわたって番組を支え続けていただきました。回答者としての40年間、司会者としての10年間、その存在はまさに『ミスター笑点』と呼ぶにふさわしい番組の大功労者であり、感謝の念にたえません。心よりご冥福をお祈りいたします」とコメント。

 同局の福田博之編成局長は、「司会者と回答者の距離をぐっと近づけた今の大喜利のスタイルは、歌丸師匠が作られたものです。勇退後も『終身名誉司会』として『笑点』を支えていただきました」と感謝をつづった。