お笑いタレント出川哲朗(54)がフジテレビ系金曜プレミアムの医療バラエティー「出川哲朗の病院の歩き方」(8月3日午後7時放送)で、MCを務める。昨年9月に急性胆管炎で入院したことをきっかけに健康に目覚めた出川と、健康に不安を持つ芸能人が、最新医療を体験する。

 出川は昨年胆管炎で入院した順天堂大病院で、最先端の手術支援ロボット「ダヴィンチ」の操作に挑戦する。医者が遠隔操作することで切開する穴を最小限にとどめ、患者の負担が激減した「ダヴィンチ」手術。これまで自己負担で200万円の費用がかかっていたが、今年4月から主要ながんで保険適用となり、最新のがん治療を10万円台で受けることが可能になった。人の手以上の可動域があり、手ブレ制御機能まである「ダヴィンチ」の精度の高さを出川が実際に体験。針に糸を通したり、米粒に名前を書くことにチャレンジする。

 出川は「フジテレビで初めて、ゴールデン帯で冠番組をやらせてもらうので、ありがたいしかないですね。番組に自分の名前がつくっていうのは限られた人しか出来ないので、もう夢のようですね。自分自身が視聴者目線で、視聴者代表としてこの番組を届けたいですね」。

 「ダヴィンチ」の保険適用で治療費が一気に安くなったことには「高額でも、格安でも、体を治していただけるんだったら。体が結局一番ですから。仕事や家庭がうまくいってようが、体を壊してしまったら元も子もない。私は去年入院して、つくづく思い知らされたんで。その時も番組を10本ぐらい飛ばしてしまい、CMの撮影も飛ばしてしまい、皆さんに多大な迷惑をかけてしまったので。体ほど大事なものはない、というのは思い知らされましたね。健康であることは一番」と話している。