ギニア出身タレントのオスマン・サンコン(69)が27日、文化放送「くにまるジャパン 極」にゲスト出演し、結婚することを発表した演歌歌手北山みつき(50)とのなれそめなどについて語った。

知り合ったきっかけは、サンコンが北山のライブを鑑賞しに行った際、人を介し紹介されたことだという。その後、演歌以外にシャンソンも歌う北山に、サンコンが母国語のフランス語を個人レッスンしたことで、急接近。「フランス語のアクセントを直すのに『ちょっとこれ間違ってる』とか『アクセントがダメだ』とか、そういうところから恋が芽生えたんだよね」と明かした。

プロポーズの言葉は「覚えてない!」と言いながら、「彼女のお父さんのお墓参りに一緒に行ったんですお。それで自分の母を思い出して、『一緒にお墓、入りましょう』って(言った)。彼女は『はい、大丈夫ですよ』って」と打ち明けた。ただ、土葬の習慣があるギニアでは、墓には1人ずつ入るそうで、「向こう(ギニア)では無理ね。向こうは1人1人なんですよ。土葬なんですよ」と説明。パーソナリティーの野村邦丸(61)から「女房と一緒のお墓に入りたいなって思ったわけでしょう?」と聞かれると、サンコンは「そうですね」と笑って答えていた。

サンコンは19日に公式ブログなどで、北山と婚約したことを発表した。ギニアは一夫多妻制で、サンコンには既に2人の妻がいるため、正式な結婚の手続きはサンコンがギニアに渡ってからになるという。