三代目J Soul Brothersの岩田剛典(29)が6日、都内で、杉咲花(21)とのダブル主演映画「パーフェクトワールド 君といる奇跡」(柴山健次監督)の公開記念舞台あいさつに登壇した。

杉咲演じるヒロインが、事故で車いす生活になった初恋の相手(岩田)と再会して恋に落ちるラブストーリー。ヒロインに思いを寄せる同級生を演じた須賀健太(23)も出席した。

劇中で岩田と杉咲は、取引先との飲み会で偶然再会を果たす。「理想の再会シチュエーション」が話題に上がると、岩田は「学生時代に電車通学をしていて、同じ時間に乗ってくる他校の女子高生がいて、いいなあと思っていた」と明かし、「今、大人同士で同じ車両に乗っているという奇跡があったらいいなあ」と話した。

一方の杉咲は「私は街で、遠くで見たいです。『(心の中で)いる、いる、いる!』みたいなのをやりたい」と奥ゆかしい解答を披露し、女性ファンからは共感のため息が漏れた。

杉咲は今月2日に21歳の誕生日を迎えたばかり。サプライズで壇上にケーキが運び込まれ、会場は祝福ムードに包まれた。

さらなるサプライズとして、岩田が花束を渡す予定になっていたが、壇上で杉咲の隣にいる岩田は花束をこっそり取りに行くタイミングを失い、杉咲にバレバレの状態に。

なんとか花束を取りに行き杉咲に渡すと、「こんなグダグダなサプライズあります? 稀に見るやつだね。大丈夫か、これ!」と苦笑いしていた。

そんな岩田に、杉咲は「撮影中は私の方ができなくて迷惑をかけてしまうこともたくさんあったけど、何度も何度もお芝居に付き合ってくださったし、毎朝顔を合わせると『疲れてない?』『小さいグチとかあったら何でも聞くから言ってね?』と、いつも優しい言葉をかけてくださった。毎回気配りをしてくださって、ありがとうございます。ご一緒できてうれしかった」と感謝の言葉をおくった。

ヒロインに片思いをする同級生を演じた須賀は、「スタッフさんに『お前はこれから“永遠の恋人未満”を狙っていけ』とありがたい言葉を言われたので、永遠の恋人未満という称号を頂けるように、頑張っていきたいと思います」と自虐的に話して、笑いを誘っていた。