欅坂46の織田奈那(20)が22日、浜松市の魅力を国内外に広くPRする「浜松市やらまいか大使」に就任し、都内で行われた委嘱式に出席した。

欅坂46の制服姿で登場し、浜松市の鈴木康友市長から委嘱状を渡され、丁寧にお辞儀した。「このたびは、選んでいただき本当にありがとうございます。話を聞いた時は信じられない気持ちでした」と感謝し、「最近実家に帰った時に母に伝えたら、すごく驚いていて、『奈那にはまだ早いよ』って言われてしまいました」と明かし、笑いを誘った。「浜松への愛は誰にも負けないと思っているので、浜松市の魅力をいろんな方に知っていただけるように頑張ります」と意気込んだ。

委嘱式後、取材に応じた。「最初聞いた時は、本当かなと思いました。ウソで言っているのかと思って。欅坂46に入る前から『やらまいか大使』は知っていたので、まさか自分が選ばれるとは思わなかったですし、うれしくてすぐ母に報告しちゃいました」と喜んだ。欅坂46のメンバーからも祝福されたという。「最近も成人式の振り袖を決めるために実家に帰る機会があって、やっぱり浜松いいなって思いました。人もすごく優しくて、穏やかで、そういうところも好きです」と話した。

織田は欅坂46加入後、同市で生産されている「三ケ日みかん」を各メディアでアピールしており、ファンにも浸透させている。大使として今後やってみたいことを聞かれ、「(同じ静岡の)エコパスタジアムでライブもやってみたいし、イベントを開いて、三ケ日みかんや、お茶とか、魅力をもっともっと知ってほしいです」と答えた。報道陣から「浜松の方言で喜びを表現してほしい」とリクエストされると、「ばかうれしい(すごくうれしい)です。ありがとうございます」と照れ笑いした。