城田優(32)が28日、東京・青海のヴィーナスフォートで、初のミュージカル・アルバム「a singer」の発売記念イベントを開催した。

ハロウィーンにちなんでドラキュラ姿で登場した。ファンから「かわいい~」と歓声を浴びると、「かわいくねえし!」と照れ笑いした。「ミュージカル初心者の方でも楽しんでいただけるような王道の曲をたくさん歌いました」とアルバムを紹介し、「日本ではまだまだミュージカルが浸透していない部分があると思う。もっとミュージカルを広めていきたい。みなさんがミュージカルを知る入り口になれればと思います」と話した。

会場のヴィーナスフォートは、思い出の場所だという。「歌手に憧れていた中学生の頃、ここでEvery Little Thingさんがライブをやってたのを見て、『いつか僕もライブしたいな』と思っていました。僕が夢を思い描いた場所。すごく懐かしいです」と振り返った。「人それぞれ、いろんな色の夢があっていいし、それを他の人にとやかく言われる筋合いはないと思う」と続け、アルバムに収録されている「ア・ミリオン・ドリームス」を歌った。

その後、ミュージカル「モーツァルト!」の劇中歌「僕こそ音楽」を披露。さらに、ランダムに選ばれたファン3人をステージに招いて、TBS系ドラマ「文学処女」挿入歌の「イザベル」を歌った。ファンの間近で歌声を披露し、「すごくやりづらいですね。なかなかないですよね。必死に歌う城田の横顔を見続けるという…」と笑った。