東京・新橋演舞場公演「二月競春喜劇名作公演」(2月2~23日)の会見が12日、都内で行われた。

新派から水谷八重子、波乃久里子、松竹新喜劇から渋谷天外、藤山扇治郎、そして藤原紀香がゲスト出演し、「華の太夫道中」「おばあちゃんの子守唄」を上演する。

過去に八重子、藤山直美が演じた喜美子役でおいらんに初挑戦する藤原は「役者として幸せな機会でしが、緊張しています。私なりの喜美子を演じたい」。扮装(ふんそう)スチール撮影には夫の片岡愛之助も駆けつけ、衣装の着方などでアドバイスを受けたという。会見にはおいらん姿をデザインした衣装で登場した藤原は「扮装しただけで幸せな気持ちになった」と話した。

今年を象徴する漢字1文字を聞かれると、藤原は「駆け回ったので、『駆』です」。先日、宝塚歌劇団出身の北翔海莉と結婚したばかりの藤山は「『幸』です」と笑顔で話した。