韓国の人気俳優パク・ボゴム(25)が3日、さいたまスーパーアリーナで17年クリスマス以来、約1年ぶりのファンミーティングを行い、3月20日発売の日本デビューシングル「Bloomin’」のサビをサプライズ披露し、集まった1万5千人のファンから大歓声を浴びた。

ボゴムは、韓国国内で”国民の彼氏“と呼ばれる若手ナンバーワン俳優。最高視聴率25.3%を記録したドラマ「雲が描いた月明かり」(17年)で日韓共に大ブレーク。現在、韓国で放送中のドラマ「ボーイフレンド」が3月から日本でも放送予定。

そして、デビュー曲「Bloomin’」には、「遠く離れた世界中のファンの皆さんと、これからも一緒に花を咲かせていこう」という思いが込められている。

黒いスーツで登場したボゴムは、オープニングで「I Like You」を熱唱し、「みなさんのボーイフレンド、パク・ボゴムです」とドラマタイトルを織り込んであいさつ。「今、とってもドキドキですから最初の曲の歌詞を間違えてしまいました」と正直に告白する真面目な面も見せた。

ファンからの質問コーナーでは、日本での歌手デビューについて「とても恥ずかしいですが、日本語の曲なので心を込めて準備しました。これから日本のみなさんに会える時間が増えると思います」と話し、ファンを喜ばせた。

タイムマシンがあったら何をしますかという質問には、「過去にはあまり戻りたくありません。今が1番大切。あえて時間を戻したいとは思わない」と答え、歓声があがった。

ファンにとってたまらなかったのが、携帯の電話番号がスクリーンに表示され、その番号に1番早くかけた人だけにボゴムがドラマ「ボーイフレンド」の劇中歌を電話越しに披露するコーナー。ボゴムは、ささやくように歌を歌い、大きな会場はシーンと静まり返り2人だけの世界に。ラッキーなファンはうっとり携帯越しの歌声に酔いしれていた。

そのアト、「Let’s go see the stars」では気球に乗って登場。高さ約20メートルまで上昇しスタンドのファンにその歌声を届け、アンコールでは軽快なダンスも披露。さらに、トロッコに乗ってカラーボールを投げ入れたりとサービス満点。ラストは金色の紙吹雪が舞う中、「また会いましょう」とメッセージ。約3時間で全15曲を披露。ファンも大満足の様子だった。