東京都世田谷区の自宅マンションで18年7月、派遣型マッサージ店の30代女性従業員に性的暴行をしたとして、強制性交の疑いで逮捕された、俳優新井浩文容疑者(40)を過去、出張マッサージしたという女性セラピストが、フジテレビ系で3日に放送された「Mr.サンデー」(日曜午後10時)の取材に応じた。

女性は、新井容疑者から部屋を真っ暗にされ、みだらな言葉を浴びせかけられたり、股間の付け根を強くマッサージするよう求められたと吐露する一方、強引な行為にまで及ぶとは思わなかったと語った。

女性は、オーダーを受けて足を運んだ新井容疑者のマンションの様子について「部屋は散らかっていました」と振り返った。当時、新井容疑者は「終始、ぎょろぎょろして眼を合わせなかった」というが、オイルマッサージをしようとした直前に部屋を真っ暗にしたという。女性は「あれほど真っ暗にする人は初めてでした」と語った。そして「オイルの容器が見えないので、電気を付けてもらえませんか?」と頼んだが、新井容疑者に断られたという。

そしてマッサージしようとすると、真っ暗な部屋で眠っていたように見えた新井容疑者が豹変したという。女性は「あおむけになった時に目が覚めて、いきなり様子が変わりました。口数が多くなり、卑わいな言葉をたくさん言ってきたんです」と語った。

さらに新井容疑者から股関節の付け根あたりのマッサージを強く求められたため、拒否して嫌な表情を浮かべたという。すると、新井容疑者は態度を改めて謝罪し、帰り際に「次回もよろしくね」と言ったという。ただ、その後、女性が再び呼ばれることはなかったという。

女性は、新井容疑者の逮捕について感想を求められると「驚きました。実際に強引な行為に及ぶとまでは思わなかったので」と語った。