ザ・ロックこと俳優のドウェイン・ジョンソン(46)が、24日に行われる第91回アカデミー賞授賞式の司会を依頼されていたが断っていたことが明らかになった。

今年のアカデミー賞を巡っては、コメディー俳優のケビン・ハートが一度は司会に決まったものの過去の同性愛者への差別的ツイートが原因で降板する騒動となり、司会者抜きで授賞式が行われることになっている。ジョンソンは「実は自分が今年の司会者の第1候補だったんだよ。アカデミー賞史上もっとも面白く、娯楽性のある式典にしようと思っていたけど、「ジュマンジ」の(続編の)撮影があって結局無理だったんだ。アカデミー賞も僕もすごくがっかりしたけど、いつの日か実現するかもしれないね」とツイートし、今回の騒動について初めてコメントした。ジョンソンは現在、「ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル」の続編の撮影中だが、同作には司会を降板したハートも出演している。

今年は司会者の代わりにスターたちが交代で式を進行することになっており、すでに英俳優ダニエル・クレイグや女優ジェニファー・ロペスらがプレゼンテーターに決まっている。(ロサンゼルス=千歳香奈子)