秋元康氏が総合プロデュースを手がける劇団4ドル50セントの安倍乙(19)が、常盤貴子(46)主演のTBS系連続ドラマ「グッドワイフ」(日曜午後9時)に出演することが17日、分かった。今月24日放送の第7話にゲスト出演する。

7話では、浜野謙太(37)演じるカリスマIT社長が、ある映画をめぐる問題で弁護を依頼する。映画のプロデューサーを田中要次(55)が演じる。安倍は、問題となった映画の出演者で、お金持ちの彼女的な役どころを演じる。

撮影を終えて、安倍は「ドラマの現場はとても緊張しました。セリフを間違えてしまい、何テークも自分のせいで撮ることになったらどうしようと撮影前に不安が押し寄せてきましたが、現場の空気がとても温かく、共演した俳優の方も、優しく接して下さったので安心して現場にのぞめて、とても良い経験になりました」と振り返った。

同ドラマの原作は、リドリー・スコットが製作総指揮を務めて、09年から7年間アメリカで放送された「The Good Wife」。法廷ドラマを中心にしながら、政治と家庭の両面を鋭く描き、そのリアリティーと劇的な展開から全米で大人気を博した。常盤は同系「Beautiful Life~ふたりでいた日々~」以来、19年ぶりに日曜劇場の枠で主演を務める。常盤演じる16年ぶりに弁護士に復帰する蓮見が、困難に立ち向かう姿が描かれる。