女優竹内結子(38)主演のフジテレビ系連続ドラマ「スキャンダル専門弁護士 QUEEN」(木曜午後10時)の21日に放送された第7話の視聴率が22日、6・2%とビデオリサーチの調べで分かった。前回の6・8%より、0・6ポイントのダウンとなった。

初回から9・3、5・8、6・4、7・1、7・3、6・8%だった。

竹内が演じるのは、鈴木法律事務所・危機管理部リーダーの氷見江。法廷ではなくスキャンダルやトラブルの裏側を主戦場に活躍する異色の弁護士で、情報操作のプロ“スピン・ドクター”としてクライアントを窮地から救ってきた天才トラブルシューターだ。

第7話で、氷見(竹内)と与田知恵(水川あさみ)、鈴木太郎(バカリズム)たちは事務所でワイドショーを見ている。話題に上がっているのは、スマートフォン決済サービス「ペイグッド」のクレジットカード不正利用に関して。顧客のカードが第三者に使用されていたのだ。

ネットを見ていた真野聖子(斉藤由貴)は「ペイグッド」のシステムエンジニア芦原江梨子(西山繭子)のセキュリティー対策が甘かったと特定されていると教える。江梨子は与田の大学生時代の先輩だった。

与田から連絡を受けた江梨子が事務所に来た。江梨子は「ペイグッド」のシステム開発チームの責任者で、今回のトラブルに関して責任があることは認める。だが、同社のサービスが始まったのは江梨子が育休に入ってからだった。休んでいる間に問題が発生したのにもかかわらず、自分がやり玉に挙げられ、名前や顔までもネットにさらされていることに江梨子は悩んでいた。

「ペイグッド」社の社長、工藤海斗(柳下大)の記者会見に、氷見と与田が潜入。工藤は動揺を隠せない様子だが、氷見たちは謝罪用の芝居と見抜く。工藤ら経営陣は江梨子だけに責任を持って行こうとしていた。事務所では真野が不正利用の流れを追い、原因は江梨子個人にではなく、会社側の管理上の不備にあったことを突き止める。そのことを、氷見たちは週刊指揮者の東堂裕子(泉里香)に記事にしてもらおうとした。