女優朝倉あき(27)が4月スタートのBSテレ東「歌舞伎町弁護人 凛花」(土曜深夜0時)で、民放連ドラに初主演することが21日、分かった。

原作は、週刊漫画サンデーで連載された花小路ゆみ氏、松田康志氏による同名コミック。東京・歌舞伎町の法律事務所を舞台に、美と知性を備えた弁護士の美鈴凛花が、キャバクラ嬢や風俗嬢、ホストの依頼に真剣に向き合い成長していく姿を描く。

朝倉は、主演について「緊張半分期待半分でしたが、今はただただクランクインが楽しみです。思い切り楽しみたい」と話す。演じる凛花は六本木の弁護士事務所でエースとして働いていたが、あるきっかけで事務所を追われ、父親が経営する歌舞伎町の弁護士事務所で働きだす。凛花はなじみのない歌舞伎町を毛嫌いするが、人との出会いで変化していく。朝倉自身も「縁がないと思い込んでいた」というが、「キャラクターの皆さんが魅力的で、誇りを持っている。だんだん好きになる過程がリアルに演じられると思います」。

弁護士役にも初挑戦する。専門用語には「来たな」と苦笑いも、「つっかえずにビシッと言い切りたい」と笑顔で意気込んだ。

TBS系ドラマ「下町ロケット」では女性エンジニア演じた。今回はミニ丈のスーツを身に着け、華麗に敵を論破する弁護士役。「今まで作業着ばかりだったので(笑い)。スーツを着ると、気持ちがキリッとなる面白さがあります」と新鮮さを感じている。ドラマはギャグあり、お色気ありで、「最後は“論”で相手を投げ飛ばす、痛快なシーンがあります」。朝倉の新境地が見られそうだ。