今春の第1子出産を前に米ニューヨークに極秘渡米し、友人らが主催する豪華なベビーシャワーに出席した英王室のメーガン妃(37)に批判が集まる中、20万ドルともいわれる費用はすべて友人でテニス選手のセリーナ・ウィリアムズが負担したことが明らかになった。

メーガン妃は15日から5日間の日程で渡米し、高級ホテル「ザ・マーク」のペントハウスで開催された出産前に妊婦の安産を祈願するお祝いに出席したが、このベビーシャワーはウィリアムズと俳優ジョージ・クルーニーの妻で人権派弁護士のアマル夫人が共同企画したものだったという。

米メディアによると会場となったペントハウスの宿泊代は少なくとも1泊7万5000ドルで、この他にも会場を飾った豪華な花代や食事代、英ロンドンからの飛行機代などを含めると20万ドル以上の費用がかかったとみられている。完全なプライベート旅行だったことから英国内ではこの費用を巡って批判が起きているが、往復で利用したプライベートジェット機の代金も含めて、税金は一切使われなかったようだ。往路はカナダのトロントに住むメーガン妃の友人がギフトとして支払い、復路はアマル夫人が同乗する飛行機で一緒に帰国したと複数のメディアが伝えている。ベビーシャワーには親しい友人らが参加し、結婚後初の里帰りでつかの間のプライベートを楽しんだといわれている。(ロサンゼルス=千歳香奈子)