一般男性との結婚を発表した「新世紀エヴァンゲリオン」の惣流・アスカ・ラングレーものまねで知られる桜 稲垣早希(35)が28日、大阪市内で取材に応じ、「人妻でもアスカ」を宣言した。

稲垣はこの日、出演するカンテレ情報番組「ピーコ&兵動のピーチケパーチケ」(水曜深夜1時25分=関西ローカル)の収録に参加。27日に結婚したことを報告し、ピーコら共演者に祝福された。

収録後、取材に応じた幸せいっぱいの稲垣は「人生のゴールができました」。20代に出演していた旅企画番組を引き合いに喜びを語った。

相手男性は27歳の一般会社員。YouTubeで約150万人の登録者数を持つチャンネルを運営し、「りおなり」という名で顔出し、ゲーム実況なども行っている。

相手のチャンネルに稲垣がゲスト出演したことがキッカケで知り合い「動画の編集を教えてもらってるうちに…ですね」と、2年半前に交際をスタート。18年4月に東京進出した際に同居を始め、稲垣の誕生日である昨年12月27日、プロポーズを受けたという。

場所は家の洗面台で「10(と)8(わ)に愛する」という意味を込めて108本のバラを添えてプロポーズを受けたと明かした。

稲垣は、相手男性の第一印象を「かっこいいなって思いました」と話し「アニメ好き」の共通点から「年の差が感じられないと言ってくれる」と、笑顔を見せた。

35歳で幸せを手に入れた稲垣。人妻となり、学生服姿などのエヴァ・アスカコスプレは卒業するのかと問われると「全然しません。舞台に立つときは指輪を抜いて(設定の)14歳に戻って、ばりばりアスカをやらせてもらいます」と、力強く宣言した。

妊娠はしておらず、今後も仕事を続ける。子どもについては「できれば2人ぐらい」と望んだ。

ただし、早くも命名には思案をめぐらせる。男の子なら「シンジ」、女の子なら「アスカ」は? と聞かれると「そうですね…でもやっぱり(エヴァは)闇結末だったりするので、ちょっとムズイですね」と苦笑い。20年には新劇場版が公開されるため「(新しいストーリーを)待ってですね、ちょっと考えます」。続けて、「『秀明』になるかもしれないですね」と、エヴァの庵野秀明監督の名を出して笑わせていた。