往年の俳人たちと同じように歩き、風景や季節を肌で感じながら俳句を詠む-初心者に向けた俳句番組「てくてく俳句百景」(BS朝日制作)。この人気シリーズの第3弾「てくてく俳句百景 春」の旅先となるのは、花の産地として有名な千葉・南房総。この土地で小林一茶、正岡子規、夏目漱石といった俳人・文人がこぞって訪れ名句を残したという。出演者の壇蜜ほか、東貴博、渡辺正行、丸山桂里奈らが俳句を学びながら詠み歩いた。

「壇蜜歳時記」を執筆するほど俳句に詳しい壇蜜はセクシー名句を次々に披露!「髪の中で 花弁がよける 春の雨」では桜の花びらが自分の髪の中で春雨を避けている様を表したと言い、「桜の花びらを花弁と称したところに色気を感じる」と東が太鼓判! さらに那古海水浴場では海上でアンアンするつがいの鳥と対照的な砂浜の粉々になった二枚貝を「つがい無き 貝殻あおぐ 鳥の恋」と詠んだ。「私も(粉々の二枚貝と)一緒よ」とプライベートをチラつかせる意味深な発言も。

番組はBS朝日で27日午後9時から放送。南房総の知られざる名所もたっぷりと紹介している。