南海キャンディーズの山里亮太(41)が、過去に韓国のカジノで全財産を失ったエピソードについて語った。

山里は10日深夜放送のラジオ番組「山里亮太の不毛な議論」で、かつて放送されたテレビ朝日系深夜バラエティー「アドレな!ガレッジ」での韓国ロケの裏話を明かした。

同番組は、芸人たちが体を張った企画に挑み、ドキドキすると分泌されるアドレナリンの放出量を競うという体当たり系バラエティー。山里はカジノのルーレットで全財産を一点賭けするという企画にチャレンジした。

番組側からは「全財産じゃなくても…っていう裏の話」もあったという。しかし当時の担当マネジャーが、「山里にそんな器用なことはできません。リアルなリアクションをご所望でしょうから、それはもちろん全部出させます」と“ヤラセ”を拒否したため、実際に数百万円の全財産を賭けることになったと明かした。

山里はトレードマークである赤いメガネにちなんで「赤」に賭けたが、結果は負け。「マネジャーさんは言った。『山里みたいなやつはね、力がないから、本当じゃないとリアルなリアクションできない』って。実際、そうなりました」と、その時のリアクションを再現。「あ……あ……あ……」と力ない吐息のような声をもらし、「多分、カオナシのモデルだと思うのよ。『千と千尋の神隠し』の」と自虐して笑いを誘った。