俳優崎山つばさ(29)が舞台「LOOSER」(6月6日初日、東京・品川プリンスホテルステラボール)で主演を務めることが12日、分かった。

幕末の新選組と長州藩との確執をテーマに、歴史に残らなかった人たちの大義をつづった物語をわずか5人の俳優で描く。崎山は現代からタイムスリップしたシゲという主人公を演じるほか、とある新選組の隊士や長州藩士も演じる。

崎山は「僕にとって初めてとなる新選組に関わる物語であり、そして、自分の中で1度は着てみたい羽織ランキング第1位のあさぎ色のあの羽織を着ることが出来るのがとても楽しみで仕方がないです。5人芝居というのも初めてとなるのでどんな風になるのか期待で胸が高まります」と同作の出演を喜んだ。

04年に演劇集団TEAM NACS初の歴史ものとして、かつ初の東京進出作品として上演された作品。

崎山は「きっと元の舞台が好きな方もいらっしゃると思うので再現する部分と現代ならではの脚色も楽しめるような作品にできたらと思います」とコメントした。