昨シーズンで現役を引退した元広島の新井貴浩氏(42)が、17日放送のMBS「戦え!スポーツ内閣」(午後11時56分=関西ローカル)に登場し、“アニキ”分である前阪神監督の金本知憲氏(51)をイジる。

猛練習で知られた新井氏だが、番組では「練習が好きなタイプではなかったし『やらないといけない』と思って練習をやっていただけなので」と本音を明かし、初めてプレーをしないプロ野球シーズンに「解放感がある」と話した。

話題は、現役時代に阪神、広島でともにプレーして“師弟コンビ”のようにファンから親しまれた金本氏に及んだ。ファンの間では“アニキ”分の金本氏、“弟分”の新井氏という関係が定着しているが、新井氏は「僕がお兄ちゃんで金本さんが弟のような」関係と表現。番組MCのブラックマヨネーズ・小杉竜一(45)が「『このタイミングで冗談やめてよ』という時は無かったですか?」と質問すると、新井氏は「いつも思ってました」と即答した。

今シーズン、金本氏も新井氏もプロ野球解説者として活動している。共演の稲村亜美(23)は「今の関係性はどうなんですか?」と聞くと、新井氏は「優しくなりましたね」。その理由については「やっぱり、(いろいろ)苦労されたんじゃないですか」と満面の笑みで話し「自分が苦労しないと人には優しくなれない。ですから、金本さんはすごく成長したと思います!」と、含みを持たせたコメントでスタジオを湧かせた。MCの武井壮(45)や共演の元阪神狩野恵輔氏(36)からは「悪いなー!」と声が上がり、小杉も「(そんなことは)新井さんしか言えない!」とツッコミを入れていた。