女優広瀬すず(20)が、ヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「なつぞら」(月~土曜午前8時)の20日に放送された第70回の平均視聴率が21・9%(関東地区)だったことが21日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は第15回の23・6%。

同ドラマは、戦争で両親を亡くし、父の戦友の養女として引き取られたヒロイン奥原なつ(広瀬すず)が、北海道を舞台に、亡き父の戦友の柴田剛男(藤木直人)と妻富士子(松嶋菜々子)、柴田夫妻の父泰樹(草刈正雄)に育てられ、豊かな想像力と開拓者精神を生かし、アニメーターを目指す姿を描く。脚本家の大森寿美男氏のオリジナル作品。元AKB48で女優の渡辺麻友、井浦新、染谷将太、伊原六花、小手伸也らが朝ドラ初出演。ほかに貫地谷しほり、中川大志、麒麟の川島明、木下ほうか、角野卓造が出演する。また、語り(ナレーション)をなつの父親という設定で内村光良が担当する。

あらすじは、風車に戻ったなつは、前作「白蛇姫」のポスターを見て、次回作のポスターに奥原なつの名前が載れば、生き別れの千遥がそれを見て、自分の居場所が分かるかもしれないとひらめき、咲太郎(岡田将生)、信哉(工藤阿須加)や亜矢美(山口智子)に伝えた。そして漫画映画「わんぱく牛若丸」の制作が始まり、下山(川島明)のもと意見交換が行われた。そして常盤御前などの動画作りが始まった、という内容だった。