落語家春風亭昇太(59)が6月30日、40歳の一般女性と結婚することを発表した。

この日、一部生放送された日本テレビ系「笑点」(日曜午後5時30分)などに出演して報告した。相手の女性は妊娠しておらず、今後、婚姻届を提出し同居する。

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昇太は「笑点」の最後に「ついに、ついに結婚することになりました。還暦前になんとかなりました!」と満面の笑みで報告した。続いて「真相報道バンキシャ!」(日曜午後6時)でも結婚について語った。

2番組出演後に取材に応じた昇太は、ぱっちりした目でショートボブの女性の似顔絵を披露しつつ、相手は現在40歳であること、知人の紹介で14年前に出会ったことなどを明かした。最初の出会いから約10年間会っていなかったそうだが、3年ほど前に昇太が出演する舞台「熱海五郎一座」を観劇に来てくれたことがきっかけで、2人で食事に行くようになったという。

19歳差婚。交際は今年に入って始まり、結婚は1~2カ月前に決まった。昇太は「『付き合ってみますか』と言ったら『ハイ』と。結婚の時も『しますか』と言ったら『ハイ』と」と照れくさそうに語った。

結婚の決め手について「そろそろしないと死んじゃう。第1発見者」と笑ったが、相手の好きな点を聞かれ「いつもにこやかにしているところ。和な人が好きなんですけど、和なことをしてくれる。梅干し作りましたとか漬物漬けましたとか言っている。着物も好きでよく着ている」とした。

照れ隠しで包んだ結婚報告で、自ら「遅すぎ婚」と名付け「春風亭昇太の結婚とかけまして、焼き肉でいろんなお肉が出てきた時とかけます。そのこころは、モツ(持つ)かな?」と笑わせたが、「幸せで普通に暮らせればいい」という言葉に、落ち着いた大人同士の結婚を思わせた。

日刊スポーツの取材によると相手は元タカラジェンヌ。約4年間娘役で活躍した。その後ドッグプロデューサー、トリマーとして活動し現在、老舗ペットショップとペット関連学校の役員。犬関連著書がある清楚(せいそ)な美女という。披露宴は夏にも都内ホテルで予定している。

先月27日に落語芸術協会会長に正式決定した時には「人生は勢いなので、この波に乗っていきたい」と話していた昇太。独身キャラを卒業し、公私ともに勢いに乗っている。