明石家さんま(64)が、9日に死去したジャニーズ事務所ジャニー喜多川社長(享年87)から生前、同事務所入りを拒否された思い出を、13日放送のラジオ番組「ヤングタウン土曜日」で明かした。

さんまは26歳のころ、吉本興業を辞めたいと思っていたときに偶然テレビ局で顔を合わせたジャニー氏に「ジャニーさん、すんまへん。ジャニーズ入れてもらえませんかね? うち、ギャラ安いんです。入れておくんなはれ」と懇願したという。

しかし、ジャニー氏は振り向きざまに一言「YOUはダメ」。さんまは「忘れもしない。あれが最初で最後ですからね、面と向かってしゃべったのは」としのんだ。

「芸人で“YOU”って言われたのは俺1人やと思うわ」とうれしそうに振り返りつつ、「『ジャニーさん、入れておくんなはれなぁ~』って、言い方もアカンかったんやろうな」と笑いを誘い、「それが40年くらい前やから、あの時、ジャニーさんは多分まだ50(歳)前後だったんですよ。若かって」と語った。