アメリカの女優としてスポットライトを浴びることに慣れていたメーガン妃だが、英王室に嫁いだ今、世間の目にさらされるプレッシャーは、以前とは比較にならないほどだと米ピープル誌が報じている。

王室関係者は同誌に、「メーガンは過剰なまでの世間の注目と日々、苦闘している。元女優でも、これはまったく違うレベルの話だ」と語っている。5月にヘンリー王子との第1子となるアーチー君を出産してからは、メディアや世間の注目は激しさを増している。

関係者によると、夫妻はすでにアーチー君のプライバシーを守ることを前提に、さまざまな決断を下しているという。アーチー君の洗礼式はウィリアム王子夫妻の3人の子供たちのような盛大なものではなく、ウィンザー城のチャペルで控えめに行われ、白黒の2枚のポートレート写真を公開したのみにとどまった。

しかし、メーガン妃にとって朗報なのは、確執が報じられていたキャサリン妃との関係が、アーチー君の誕生で良い方向に変化しつつあること。キャサリン妃は同じ母親として、王室メンバーとしての孤独やプレッシャーを理解し、メーガン妃との絆を深めているという。(ニューヨーク=鹿目直子)