King&Princeが21日、横浜アリーナで、全国ツアーの神奈川公演を行った。

昨年に続く2度目のツアーで、平野紫耀(22)の「横浜、楽しんでいこうぜーっ」の絶叫に約1万5000人が大歓声で応えて1つになった。

選曲や衣装などはメンバーがスタッフと相談をしながら自分たちで決定。かわいい後輩のために、嵐の松本潤もアドバイスを送ったという。平野は「テーマは二面性。自分たちに付いている『王子さま』というイメージをくつがえしたかった。もっと上品でセクシーで大人っぽさも出して二面性のあるステージにしたかった」と説明した。

今後の目標について、リーダー岸優太(23)は「夢はでっかく、パフォーマンスで世界を魅了したい」と世界進出を掲げた。

平野と高橋海人(20)が「Big Bang」で激しいダンスを踊り、「Letter」では神宮寺勇太(21)がギターを弾いた。ほかにも新曲「koi-wazurai」やヒット曲「シンデレラガール」など計33曲を約2時間半かけて披露した。

今月9日に死去したジャニー喜多川社長(享年87)が最後にデビューさせたグループだ。平野は「教えてもらったことを全力でやって、ジャニーさんに代わって日本のエンターテインメントを世界中の人に届けたい」。恩人の遺志を伝承すると誓った。そして「ジャニーさんには恥ずかしくて言えなかったけど、ファンの皆さんを必ず幸せにします。笑顔にします」と誓った。

ツアーは10月20日の新潟公演まで続き、7都市で計32公演を行う。この日で神奈川公演を終え、永瀬廉(20)は「地方に行って名産品を食べるのが楽しみです」と笑顔で話した。