大麻取締法違反(所持)の罪で起訴された元KAT-TUNメンバー田口淳之介被告(33)と元女優小嶺麗奈被告(39)の判決公判の期日を延期すると29日、東京地裁が決めた。東京地裁によると検察側が変更を請求、新たな期日は未定だという。

この決定を受け小嶺の弁護士である望月宣武弁護士がツイッターを更新し、延期理由をつぶやいた。「明日の判決期日が延期になった理由は捜査機関のミスが原因で、無罪判決になりかねないことが判明したからです。こっちには何の問題も過失もありません。大迷惑です」としている。

起訴状によると、2人は5月22日、一緒に住んでいた東京都世田谷区のマンションで乾燥大麻約2・2グラムを所持したとしている。いずれも6月5日に起訴され、同7日に保証金300万円を納付して保釈された。2人は今月11日の初公判でいずれも「間違いありません」と起訴内容を認めていた。