NHKドラマ「中学生日記」などに出演した俳優湯浅実(ゆあさ・まこと)さん(本名・湯浅實)が3日午前2時3分、誤嚥(ごえん)性肺炎のため都内の病院で亡くなった。84歳だった。

通夜は9日午後6時から、告別式は10日午前10時から、渋谷区西原2の42の1の代々幡斎場で。喪主は妻湯浅寛子(ひろこ)さん。

湯浅さんは劇団三十人会を経て、69年に劇団青年座に入団。75年から82年まで「中学生日記」に風間先生役で出演。82年から86年までテレビ朝日系「こんにちは2時」の司会を務めた。00年に舞台「明治の柩」の演技で紀伊国屋演劇賞個人賞を受賞した。86年から青年座座友になった。