舞台「里見八犬伝」(21日まで)の公開稽古が17日、東京・中野のなかのZERO大ホールで行われた。8つの玉に導かれた8犬士(剣士)の活躍を描いたアクション時代劇。

演出は、映画版で監督した深作欣二氏の息子の深作健太氏が担当。犬塚信乃役で舞台初主演の佐野勇斗(21)は「初めて尽くしで不安だったけれど、今は、舞台はこんなに楽しいと思える作品です」。今月14日に予定した、「里見八犬伝」の地元千葉・館山公演は台風の影響で中止となり、「皆さんは八犬伝を愛していらっしゃるので、見てほしかった。とても残念で悔しい気持ちです」と話した。

松田凌らが共演し、中野公演後、地方公演を経て、11月30日から明治座公演を予定。