米歌手セレーナ・ゴメス(27)が24日、米ロサンゼルスで開催された音楽の祭典アメリカン・ミュージック・アワードに出演し、約2年ぶりとなるテレビ生放送でのパフォーマンスを披露したものの、「音程が外れている」と酷評されてしまった。

メンタルヘルスの治療などに専念するため音楽活動を休止していたゴメスは、オープニングに登場して元恋人のジャスティン・ビーバーとの破局について歌ったと言われる新曲「ルーズ・ユー・トゥ・ラブ・ミー」と「ルック・アット・ハー・ナウ」の2曲を披露。2年ぶりの生歌に加え、ビーバーとの破局を歌った話題の新曲を初披露しただけに大きな注目を集めていたが、テレビを視聴したファンからは「下手くそすぎ」「口パクにした方が良かったんじゃないの」と批判のコメントが殺到している。

ビーバーとの失恋を歌った曲ではかなり緊張した面持ちを見せていたゴメスだが、2曲目の失恋を乗り越えて新たな恋に向かう前向きな姿勢を歌った「ルーズ・ユー・トゥ・ラブ・ミー」では笑顔を見せる場面もあったが、全体としてファンにとっては不満足なパフォーマンスとなってしまったようだ。(ロサンゼルス=千歳香奈子)