メニエール病のため18年3月から芸能活動を休んでいた元タッキー&翼の今井翼(38)が、来年2月に片岡愛之助(47)のシスティーナ歌舞伎「NOBUNAGA」(2月13~16日、徳島・鳴門市の大塚国際美術館)に出演することが25日、分かった。この日、都内で行われた会見で発表された。2年ぶり復帰となる。

今井は14年にめまいや耳鳴りの症状を起こすメニエール病を発症。いったんは回復したが、18年3月に再発し、舞台を降板するなど芸能活動を休止した。同年9月に滝沢秀明氏(37)とのタッキー&翼を解散。ジャニーズ事務所も退所したが引退はせず、同年大みそかに東京ドームで開催されたジャニーズのカウントダウン公演の滝沢氏のラストステージで共演した。

会見でコメントを寄せた今井は「順調に体調も回復しており、来年2月の公演に向けて、さらに万全を期して準備をして参りたいと思っています」。今月9日に開設したインスタグラムで「待ってくださった方々 皆様に感謝しております」とつづった。

愛之助と今井は14年に舞台「GOEMON」で共演以来、一緒に食事したり、ラインもする仲。愛之助は「まじめで吸収力も早い。会見に来られず『すいません』と言っていた。顔色もよかった」と話した。