NHKは8日、東京・渋谷の同局で会見を行い、22年放送の大河ドラマが、三谷幸喜脚本の「鎌倉殿の13人」に決まったと発表した。主演を俳優小栗旬が務める。

鎌倉時代に2代執権として権力を握った北条義時を主人公に、権力のパワーゲームを描く。「新選組!」「真田丸」に続く3度目の大河脚本となる三谷氏は「二度あることは三度ある」と笑い「面白いドラマの要素がすべて詰まっている。ゴッドファーザー、マクベス、サザエさんは鎌倉時代のこの要素に影響を受けて作ったに違いない。脚本家冥利(みょうり)に尽きる作品」と自信をみせた。

主演の小栗は文書でコメントを寄せ「2年後40歳という節目の年に放送される大河ドラマを演れることに幸運と興奮と大きな喜びを感じています。今から想像するだけでワクワク胸躍る思いです」とした。