シンガー・ソングライターUru(ウル=年齢非公表)が、竹内涼真(26)主演のTBS系ドラマ「テセウスの船」(19日スタート、日曜午後9時)の主題歌を担当することが9日、分かった。書きおろしの新曲「あなたがいることで」(2月9日配信開始)で、ドラマを盛り上げる。

今、若手女性アーティストで注目株のUruが、日曜の夜を美声で彩る。Uruにとって、18年の同局系ドラマ「中学聖日記」主題歌で、40万ダウンロードを超えるなど自身最大のヒット曲となった「プロローグ」以来、1年3カ月ぶりのドラマ主題歌。原作を読んで楽曲を制作し、小林武史氏が初めてプロデュースを担当した。

小林氏が「久々にオーセンティックな真のバラードの名曲ができたのではないか、と自負しています」という自信作に仕上がっており、竹内も「初めて聞いた時に、今撮影している風景やシーンが目の前に浮かんでくるような感じがしました。ドラマの完成とともに、曲がどうマッチしていくのかがすごく楽しみ」と絶賛している。

Uruは、13年からYouTubeでJ-POPを中心としたカバー歌唱動画をアップし、透き通るような歌声が注目され、16年にデビューした。「プロローグ」のヒットをはじめ、放送中のスポーツドリンクCMでの歌声(ザ・ピロウズ「Funny Bunny」をカバー)も話題だ。

さらに木村拓哉(47)の最新アルバム「Go with the Flow」に、「サンセットベンチ」「I wanna say I love you」の2曲を提供するなど、活動の幅も広げている。Uruは「『あなたがいることで』が、誰かの家族や恋人、友人など、関係を問わず大切な人を幸せにしたい、守りたいという強い気持ちを代弁するような楽曲になってくれたらうれしいです」。