お笑いコンビ、ナイツが司会を務めるBS朝日の演芸番組「お笑い演芸館+(プラス)」(木曜午後9時)にミルクボーイ、ぺこぱらM-1ファイナリストが出演することが10日、分かった。2月13日の放送に登場し、サンドウィッチマン、中川家ら歴代チャンピオンと共演する。

同番組は「漫才」「コント」「ものまね」「手品」などあらゆるジャンルから腕利きの芸人たちが長尺ネタをたっぷり披露する演芸番組。同日の放送は「M-1オールスターSP」と題し、昨年15代王者に輝いたミルクボーイ、ファイナリストのぺこぱ、からし蓮根、オズワルドをはじめ、サンドウィッチマン、中川家、霜降り明星、銀シャリといった歴代チャンピオンが出演。大御所、オール阪神・巨人も登場する。ナイツ塙宣之(41)は同番組初出演のミルクボーイに「『お笑い演芸館+』は長尺のネタをできる番組なので、コーンフレークのネタを15分やってもらいたいです!」と呼び掛けている。

番組を手掛ける和田健作プロデューサーは「ネタ番組を担当していて、最もワクワクする瞬間は、まだ世に出ていない面白い芸人さんをライブ会場で見つけた時です」と話す。昨年のM-1グランプリ準決勝の会場で見たミルクボーイの「コーンフレーク」ネタに衝撃を受け、「ダントツでした。後出しになってしまいますが、この時点で優勝するだろうなと確信していました。そのくらい別格に面白かったです」と振り返る。「その翌日、番組の打ち合わせがあり、ぜひミルクボーイさんをということで、優勝前に番組にキャスティングさせていただきました」と明かす。また「番組MCのナイツ塙さんは、M-1でミルクボーイさんに99点を付けました。そのあたりも舞台上で詳しく話していただこうと思います」と予告している。