ロンドンブーツ1号2号田村淳(46)が11日、前日に発表された相方田村亮(48)の芸能活動再開について初めて、自身の口で言及した。

YouTubeやラジオ番組で、亮の復帰は地上波テレビ番組を第一に目指すと話した。また、2人での会見やトークショー開催も明言した。地上波での復帰が実現する場合、最有力はテレビ朝日系「ロンドンハーツ」になるとみられる。

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淳は11日朝、昨年11月開設したYouTube「ロンブーチャンネル」に動画をアップ。「亮が復帰するにあたってYouTubeに出すことは非常に簡単。ただ、多大な迷惑をかけた地上波の番組スタッフが待っている。YouTubeから簡単に復帰させることを選びたくない。まずは地上波で復帰して、その後にYouTubeに出演させたい」と理解を求めた。

闇営業問題をうけ昨年6月、吉本興業から謹慎処分を受けた亮の仕事復帰へ向け、淳は同11月1日、2人で株式会社LONDONBOOTS(L社)を設立、代表取締役に就任した。今年1月10日、吉本が亮の謹慎解消を発表。L社と吉本が専属エージェント契約を結ぶことも明らかになり亮はL社所属として活動していくことが決まった。

この日午後、淳は文化放送「田村淳のNewsCLUB」生放送でも「株式会社LONDONBOOTS社長として、吉本と交渉する。亮さんに関するお仕事は吉本興業経由でも、株式会社LONDONBOOTSで“直”でも受けられる」と、昨年闇営業で問題になった「直営業」のことをいじった。そして「まさか46歳で芸能事務所を立ち上げるとは。しかも、その所属が金髪で謹慎処分を受けるようなオッサン1人とは」と笑いを誘った。

自身は吉本興業所属と説明。亮と会見を開きステージに立つ意向を明かした。「まずはトークライブができれば。言いたいことを亮に、お客さんの前でぶつけたい。会見の場をもうけて2人で話したい」とした。

再開が地上波になる場合、コンビ唯一のレギュラー「ロンドンハーツ」がその場になる可能性が高い。2人の原点的番組で、昨年12月のクリスマス特番では、亮の自宅でのロケ映像が放送されたことも。淳は日刊スポーツのインタビューの際「一番思い入れのある番組」と話していた。

テレビ朝日は10日の時点で出演予定はないとしたがテレビ関係者は「ロンブー復活の場に『ロンドンハーツ』以外、ちょっと考えられません。ただ、淳レギュラーのテレビ東京系『池の水ぜんぶ抜く大作戦』での登場もなくはない。亮が池の水を抜いて発見される“絶滅危惧種”にかけて登場するなんて、笑えますね」と指摘している。