俳優永瀬正敏(53)が8日、東京・テアトル新宿で、主演映画「ファンシー」(広田正興監督)の公開記念舞台あいさつに出席した。

広田監督の長編デビュー作品。永瀬は、同監督が助監督時代にオファーされたという。映画製作に実際に動きだした時、17年後の再オファーだったが、永瀬は「即決でした」と話した。

永瀬は「17年前にデビューするならこの作品で、と監督に原作を見せてもらった。軽くいいよと言ったんです。監督があきらめなかったのがすばらしい」。

共演の窪田正孝(31)はペンギン役。役作りを問われ「とにかく冷やす」と答えた。撮影中、高熱を出してしまったこともあったという。永瀬は「人類超えてる。鳥類ですもん。最初のカットからペンギンにしか見えなかった」と絶賛した。

ほかに、同作が映画デビューとなる小西桜子が出席。