俳優岡山天音(25)が12日、都内で、主演映画「踊ってミタ」(飯塚俊光監督、3月7日公開)完成披露舞台あいさつに出席した。

同作は「踊ってみた」などの日本発インターネットカルチャーを題材にした初の映画で、動画で町おこしをする若者たちの奮闘を描いたヒューマン・ダンス作品。岡山は、東京で映像作家の夢が破れ、地方役場のシティープロモーション課に勤務する三田を演じる。

今はまっているのは「1人飲み」だと告白。もともと酒は弱いタイプで、「人といるときもノンアルコールできた」という。だが「最近1人飲みにはまって、毎日のように飲んでいる」と明かした。「でも弱いので、飲みながら読書したり、爆笑したりしてる。しかも次の日に忘れています」と話すと、キャスト陣は「怖い!」「やばい!」とどん引きだった。

それでも最後は「いろんな人が何かを持ち帰れる作品になっていると思います。濃い役者たちが濃いキャラクターに扮(ふん)して登場しているので、見るたびに違った感想を持てると思います」と主役らしくアピールした。

この日、加藤小夏、武田玲奈、中村優一、飯塚俊光監督も登壇した。若手注目株の女優で2作目の映画出演でヒロインに抜てきされた加藤は「(撮影は)大変ではなかった」とさらり。「岡山さんとは以前ご一緒させていただいたので、緊張はしなかった」とし、「岡山さんを尊敬しているので、一緒にお芝居が出来てうれしかったです」と話した。