フリーアナウンサー生島ヒロシ(69)が会長を務める芸能事務所、生島企画室から4月1日に3人の女性アナウンサーが誕生することが31日、分かった。

同事務所所属のタレント佐久間みなみ(22=上智大学国際教養学部卒)と渡辺渚(22=慶応大学経済学部卒)がフジテレビ、紅葉(くれは、22=成城大学社会イノベーション学部卒)は静岡第一テレビに入社する。

89年4月設立の生島企画室にとっては、創立32年目で初めての局アナ誕生。しかも、一挙に3人も送り込むことに成功した。

89年3月いっぱいでTBSの局アナを辞してフリーとして独立した生島は「望外の喜びです。誰にもない“オンリーワン”を持って、魅力あるアナウンサーになって欲しいです」とエールを送っている。「アナウンサーになったからといって、満足してはいけない。スタート地点に立ったばかりで、これからが勝負です」と話した。

生島は今年1月11日にアナウンサーを目指す大学生らを集め「第1回生島トーク塾」を開講。新型コロナウイルス禍のため2回目以降は開催していないが、騒動が落ち着けば3人に続くアナウンサー予備軍作りを目指す。