ロンドンブーツ1号2号の田村亮（48）が25日、相方の田村淳（46）がパーソナリティーを務める文化放送のニュース番組「ロンドンブーツ1号2号田村淳のNews　CLUB」（土曜午後1時）に、ゲストで生出演した。亮が19年6月に発覚した闇営業問題で所属の吉本興業から謹慎処分を受けた末、退所して以降、2人そろっての生放送の出演は初めて。同番組にコンビで出演するのも初めて。

亮はこの日、政治家や専門家を招くコーナー「今週のすごい人」を改題した「今週のすごいうそをついた人」のコーナーに登場。「よろしくお願いします。来ました。何回か、聴いたことありますけど」とあいさつした。

コーナー名の変更は前回18日の番組中に淳が提案したものだった。淳は「すごい人じゃないからね。今までのすごい人に申し訳ないから。権威ある人と亮さんを一緒にしちゃまずいでしょ。俺は事務所社長として、自分からお願いしてコーナー名を変更した」と笑いながら経緯を説明した。

亮は「まぁまぁ、今週じゃないですけどね…ウソをついたのは」と苦笑い。「（ウソをついたのは）去年です、去年。改心してないなと思われるので、今週はつかないようにしています」と笑った。

亮は吉本興業退所後の19年12月、淳が設立し、社長を務める株式会社LONDONBOOTSの所属タレントととなり、1月のライブで復帰。7日にはテレビ朝日系「ロンドンハーツ」で地上波復帰を果たした。淳はそのことを踏まえ、前回18日の放送で「きれい事にしたくない。社長としてはムチを打ちたい。亮さんに聞きたいことを募集します」。そして「亮さんが『2度とうそをつかない』って言っているんですけど、そんなうそってありますか（笑い）。それがうそだよね。俺なんて、死ぬまでにあと100個くらいうそをついてやろうと思っている」と語っていた。