宝塚歌劇団は4日、すでに退団を発表している雪組トップ望海風斗(のぞみ・ふうと)の後任として、同組2番手スター彩風咲奈(あやかぜ・さきな)が来年4月12日付で、次期トップに就くことを発表した。

彩風は07年入団。新人公演や、宝塚バウホールと若手時代から主演経験も豊富で、舞台映えする8頭身スタイルも大きな魅力のひとつ。今年5月には初の全国ツアー主演が決まっていたが、新型コロナウイルスの影響で中止。その後、劇団のスケジュール再考で、8月29日から大阪・梅田芸術劇場で上演されている「炎のボレロ」「Music Revolution!」(6日まで)に主演している。

望海と同時退団する相手娘役の真彩希帆(まあや・きほ)の後任は、現在は花組娘役で、今年11月16日付で雪組へ異動が決まった朝月希和(あさづき・きわ)が就き、次期トップ娘役に決まった。