関西を中心に活動する演劇集団・劇団Patch(パッチ)とカンテレがタッグを組んで演劇ムーブメントを発信するプロジェクト「カンテレ×劇団Patchプロジェクト」第1弾となる、近未来を舞台にしたラブ・サスペンス音楽朗読劇「マインド・リマインド~I am…~」のヒロインが決まった。女優谷村美月(30)、女優入山法子(35)のダブルキャストとなる。

劇団Patchは、ワタナベエンターテインメントが関西版D-BOYSの誕生を目指して、オーディションで選ばれた中山義紘(30)、井上拓哉(24)、松井勇歩(28)ら12人で構成され、全員が関西出身。

谷村と入山は劇団Patchメンバーが演じる主人公から、ある疑惑を持たれる恋人役を演じる。入山とはドラマなどで共演もある谷村は「撮影中もずっと優しいお姉さん」、入山も「格好良い女性」と笑顔でお互いの印象を語った。

作品のプロットについて谷村は「想像をかき立てるような役柄だと感じたので、その中でどのように、魅力的にみせることが出来るかなと考えています。今までに演じたことのない役柄なので、いろいろな方の意見を取り入れてみたいなと思っています」とコメント。

入山は「音楽朗読劇という枠組みに見合った、体から音楽を感じられるような“彼女”になれば良いなと思っています」と意気込みを語った。

同作は特定の音からそれにまつわる記憶が呼び起こされる「プルースト現象」をきっかけに恋人に疑惑を持った男が現実と空想が交錯する世界に迷い込み、そこで“衝撃の事実”にたどり着くラブサスペンス。

大阪公演は12月26、27日にサンケイホールブリーゼ、東京公演は来年1月28日、紀伊国屋サザンシアターTAKASHIMAYAで。