コロナ禍真っただ中の今年4月に入社し、6カ月間の研修を経て10月、正式に芸能班に配属された。

4月からの2か月間、研修はほとんどリモートで行われた。どこの部署に行っても今年は“異例”“例年通りの取材ができない”“もっと実践的な研修をさせてあげたかった”と言われた。

7、8月は高校野球を取材した。“ソーシャルディスタンス”や“マスク着用”が徹底されていたのはもちろんのこと、取材時間も短く、厳密に定められていた。コロナがもたらす影響はすさまじいなと、日々感じながらの取材だった。

取材時間があまりない中で、相手を知り、理解を深め、心境やマスク越しの表情などを読み取らなければならない。すごく難しかったが、同時に、最初にこの経験ができてよかったな、とも思った。ここで力を付けておけば、これから先、どんな状況に陥っても、対応できると思うからだ。

この状況は、誰も経験したことがない。だからこそ今までにない“特別な年”だということ。このような年に入社することができて“ある意味良かった”と思えるような、そんな記者生活をこれから送っていきたい。

コロナ禍で「大変だ」ではなく、その中でもどうすればより深い取材ができるのか、これから“2020年入社”ということが武器になるよう頑張っていきたい。